No. 231 (Sat)
dayline

Date 2006 ・ 07 ・ 08

午後/01

彼はいつものように、膝の上に私の頭をのせた。
私は横になった姿勢で、けだるそうに風を回す青い扇風機を何となく眺めた。
ファンを覆う網枠には、黒い汚れやホコリがびっしりとこびりついている。
私は少し咳をする。
彼_ // コメント(2) // トラックバック(0) // Top

No. 232 (Fri)
dayline

Date 2006 ・ 07 ・ 07

切って落とされる明日

彼のそばから離れるという選択肢は、飽きるほど繰り返された思考の下で擦り切れた。

そっと送信ボタンに親指を沈めた。
苛立ちが治まったわけじゃない。ただ、そう、フラッシュバックのように
飽和した感情に溺れる自分が目に入ったから。
彼_ // コメント(0) // トラックバック(0) // Top

No. 230 (Fri)
dayline

Date 2006 ・ 07 ・ 07

リスト

欲しいものなんて、数え上げればきりがなかった。
でも本当は何も欲しくなんかなかったのかもしれない。
こわしてしまえたらそれで、満足なのかもしれない。
 // コメント(6) // トラックバック(0) // Top

No. 229 (Sun)
dayline

Date 2006 ・ 07 ・ 02

つながった電話が、ゆっくりと日付をまたぐ。
「今すぐにでも会いたくなってきたよ」
彼は幾度も、嘆くようにそうこぼす。
彼_ // コメント(0) // トラックバック(0) // Top